1/17-24

毎回タイトルを考えるのが面倒だし、中身を総括できるようなタイトルが付けられる内容でもないので、こんな感じにすることにする。

 

mol-74「Replica」release tour 

初めてのモルカルのライブ。16日に行ってきた。
浮遊感のあるギターと透き通ったボーカルが持ち味のバンドだと思うけど、ライブだとリズム隊のおかげでしっかり地に足をつけて演奏しているような印象を受けた。そもそもベースとドラムのお2人がめちゃくちゃ上手い。ボーカルの武市さんがあの歌声でほとんど休憩を挟まずに歌い続けられるのも凄かった。ギターのボウイング奏法もいろんな曲で見られたし、演奏技術が極めて高いバンドなんだということを再認識した。各楽器のバランスも良くて、誰かの音が誰かの音を邪魔しているということが一切なかった。
自分の中でトレンドだった「tear」と、1番好きな曲である「Saisei」を聴けたのが本当によかった。「春は、魔法だ」の歌詞の良さに気づけたりもした。ただライブで一番良かったのは、このツアーの主題でもある「Replica」だった。リズム隊の音が音源より聞こえることでよりロックに仕上がっていて、アンコール前ラストというのもあって少し感極まってしまった。全体としては、明確な美学をもってセトリが組まれていると感じたし、途中のMCも多すぎず少なすぎず、それでもアンコールまで含めたらボリュームたっぷりな、非常に満足度の高いライブだった。
自分の中で、なんとなく「一度ライブを見に行ったバンドはファンと名乗れる」みたいな気持ちがあって(全然そんなことはないんだけど)、そういう意味ではこれからは自分はモルカルのファンだと胸を張れるかなと思う。2ndフルアルバム、今から楽しみにしています。リリースツアーも多分申し込む。

もう一つ、今回は別々に申し込んだ友達が一緒に観に行っていた。友達と好きなミュージシャンが一致することなんて、その人から教えてもらったミュージシャンとかでない限り滅多にないことで、ましてやライブに行くバンドが一致することなんていうのは奇跡的だと思っているので、貴重な機会だった。人とライブに行くなんてのも2年半ぶりくらいで、終演後に感想を話し合えたのが良かった。(セトリを思い出すのを頑張った。まだ答えは出てない)

 

怠惰

最近活動を開始する時刻が遅い。期末で授業が少なくなってきたというのがまず大きいんだけど、目覚めても布団から抜け出すのに時間を要してしまうし、歯磨き中や朝食の前後とかでYouTubeTwitterを眺めているうちに無為に時間を過ごしてしまう。このままだと長期休暇でますます悪化してしまう恐れがあるので、真面目に改善していきたい。気持ちだけだと続かないがちなので、朝に暖房のタイマーをセットして布団から抜け出せるようにするとか、起きてすぐ日光を浴びる習慣をつけるとか、やっていきたい。あとは休暇中はこういう雑記というか日記をもっと頻繁につけるようにしよう。毎日とはいかずとも、3日に1回とか…頑張ります。多分。

 

ポケモン ソード

最近の怠惰さの一因。喫緊の課題がひと段落したことでなんか始めてしまった。
クオリティが高くて、めちゃくちゃのめり込んでしまう。今までのポケモンシリーズに対するリスペクトと、新しい価値を創造する挑戦心がすごく感じられる。
技術の進化もあり、ポケモンたちが人間の生活に根ざした姿がよりリアルに表現されていて、子供のころ現実世界にポケモンがいる姿を妄想していた自分としては感激だった。等身大のポケモンが3Dモデルでフィールドや街に出てくるのが嬉しい。
どこかで見かけたんだけど、このストーリーは「世代交代」がテーマになっている。チャンピオンやジムリーダー、博士(の助手)という大人の世代が、主人公たち子供世代を導いてくれる感じ。これまで位置付けに困ることがあったポケモンバトルも、スタジアムで行われるスポーツとして演出されることで、気持ちよく楽しむことができた。
優しさとエンターテイメント性が詰まったゲームだなあと思った。

 

音楽

The Pains Of Being Pure At Heart / Belong

前の記事でチラッと言及したバンド。サブスクで配信されていないタイトルがいくつかあって、既に解散したバンドであるということもあって、ディスクユニオンで探すのは宝探し感があって楽しかった。これは渋谷のディスクユニオンに唯一あったアルバム。
ポップではありつつも、前に挙げた"Say No To Love"よりもノイジーシューゲイザーに寄っていて、意外だったけど好みの音だった。
マイブラ的な轟音だけど陰鬱さは感じられなくて、「陽」な印象が出ているのはポップなメロディによるものなのかな。

 


www.youtube.com

 

柴田聡子 / 雑感


www.youtube.com

開演前の会場に流れている音楽って、その時の高揚感もあいまって良く聞こえるし、印象に残ることが多い。その曲名を知るためにShazamが必須であることをモルカルのライブで認識した。

スローペースで進行する中で、サビの跳ねるようなリズムが心地いい。「どこにだってあるものでもこことそこじゃちがうので ここにないからどこかにあると思って来ただけです」という歌詞が良い。普段こういうシンガーソングライターの曲って聴かないんだけど、これは良かった。

 

ピノキオピー / すろぉもぉしょん


www.youtube.com

ふと思い出して聴き直した、自分が中学生の頃に聴いていた曲。
人生のうまくいかなさを「そんなもんだよ」と肯定してくれる優しい曲で、二十代になった今聴くことで当時よりもずっと胸に響くものがあった。なんかこんな風に取り上げるのも恥ずかしいんだけど、本当にいいなあと思って書いておく。
風邪をひいた時に人生について延々と考えてしまうけど、治ったらなんかどうでもよくなっている、みたいな歌詞の構成もいい。
「忘れちゃいけないこと以外は どうでもよくなりゃいいのに」
そうだね…

 

3ヶ月近くこんな雑記を書いて来たわけだけど(快挙!!)、毎回自信満々でネットに放流しているわけではなくて、常に恥ずかしいな〜って思いながら投稿している。自分の趣味趣向と拙い文章を開示することって当然恥ずかしいことで、自分のことを知ってほしいという意味で見てほしい気持ちはあるんだけど、あんまり見られたくないという真逆の感情も同時にある。なんかどうしても自分の文章って痛々しくなってしまう気がしていて、過去の記事を見返すと恥ずかしいな〜って思う。
ツイッターの鍵垢作ればいいじゃんって言われたこともあったけど、そうじゃないんだよな… ツイッターってどうしてもフォロワーに見られることを意識してしまって、人に見られることを前提としない、だけどあらゆる人に公開できるプラットフォームがいい。その点でブログは有用だと思う。ある程度まとまった量の文章を書きやすいし。
自分用の備忘録的な意味で今後も続けていきたいし、ブログとして公開することでモチベが維持される部分もあるんだけど、投稿時にツイートはしなくなったし、これからもよほどの心境の変化がない限りしないと思う。