5/29-6/18

Notionで日ごとのToDoリストと軽い日記を管理するようにしたら、ちゃんと3週間くらい続いている。そのせいでこのブログの意味が相対的に薄くなってしまった。

 

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これ良すぎる。面白さよりも良さが勝つのがすごい。昔からバズってたらしいけど初めて聴いた。

 

響け!ユーフォニアム

原作を大体買ってちまちま読み進めて、ようやくアニメ化された範囲を超えた。面白いんだけど、ちょっとテンション的には減速してしまったかも......。アニメの完成度が高すぎたかな。「クツリと喉を鳴らす」という独特の表現が頻繁に出てきていちいち気になってしまう。

 

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

シリーズ初見のオタクを連れて期間限定の再上映を観に行った。演出の突飛さに度肝を抜かれてそのまま置いていかれるような印象が強いけど、改めて観るとテーマはごくシンプルなものだったと気づく。アニメ本編、スタァライトを巡る物語で燃え尽きてしまった、舞台少女としては死にかけの主人公たちが、それぞれの因縁と決別して新たな目標に向かう話。列車やトマト、東京タワーのモチーフの使い方がとにかくかっこいい。終わった後に色々考察的なことができたのも楽しかった。映画は一人で観に行くのも好きだけどもっと人と観るべきだな。

 

Eight - 拒絶のファイル

拒絶のファイル

これまでのコンピ収録曲とかを中心としたアルバム。バッドアンブレラとかリトルランプライトとか、配信を待望してたのでめちゃくちゃ嬉しい。ザリっとしたギターの音と緊張感のあるコードワークが本当に好き。


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ずっと真夜中でいいのに。 - 沈香

『沈香学』初回限定LIVE DVD盤 (2DVD付)

全曲強すぎて消費カロリーが高い。「花一匁」の「一曲目感」がすごくて、アルバムのトップを飾るのにピッタリだしライブでも一曲目になるんだろうなと思う。冒頭の管楽器→ベースの激しいスラップがどこか椎名林檎を想起させて、実際にJ-POPシーンでもはやそういう地位を獲得してると思う。他では「綺羅キラー」に惚れ直してしまった。森カリオペのラップの取り入れ方と独特な歌詞がマッチしすぎてる。


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機動戦士ガンダム 水星の魔女

19〜20話あたりの展開が衝撃的すぎて、状況を整理しきれていなかったのもあって1話から見返したら、より引き込まれてしまった。各々が自らの正義にしたがって動いているのだけど、それが噛み合わなかった結果みんなが不幸になる。名前のついているキャラの死はことさら凄惨に描かれるんだけど、そのどれもが理不尽な死ではなくて、神の視点から見ている我々はそれが必然的なことだと納得できてしまって余計苦しい。だからこそ、吹っ切れて前を向き直したキャラたちが眩しい。グエルとかニカとかスレッタとかね。「対話」が一貫したテーマとしてあるのもよく分かって、確定演出というか、「彼/彼女とこの話ができたなら、このセリフが出てくるならもうこの人はもう大丈夫だ」という安心感もくれる。あと数話で物語を畳めるのかという不安はあったけど、21話から22話にかけての最終話に向かう流れが完璧すぎて、一気に王道展開になった印象がある。いろんなキャラのこれまでの言動が物語のピースとして驚くくらいガッチリハマっている。最終話はまだだけど、もう現時点で自分史上屈指のテレビアニメ作品かもしれない......。特にここ2話は何年ぶりかのリアタイをしている。あと2話ちゃんと見届けます。

 

タニタツヤ - LOVE: AMPLIFIED

LOVE: AMPLIFIED

2人のシンガーに曲を提供し2組のミュージシャンに曲を貰って、キタニタツヤのソングライターとしての側面とシンガーとしての側面を両方押し出したEP。曲を作る手が速いし、こういう嬉しいコラボを頻繁にやってくれるのが助かる。

どれも良いけど、ヨルシカのsuisに提供した「ナイトルーティーン」が一番耳に残る。歌詞に自分で歌うならこうは書かないだろうなという遊び心を感じる。コンビニぴかぴかでワロタ......。


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劇場版 PSYCHO-PASS PROVIDENCE

上映開始からだいぶ時間が空いてしまった。3期のこともあったので少し不安だったけど、面白かった!何よりも常守が自分の信念を貫き続けている様子が最新作でも見れて嬉しい。驚いたのは扱う内容の秀逸さというか、同時代性。以下ネタバレ。

 

 

 

10年続いている作品の2期と3期を繋ぐという位置づけでありながら、テーマは「法とAI」。つい一ヶ月前にもニュースになってたぞ。要するに、シビュラシステムを本格的に海外に輸出するという段になって法律関係の問題は出てくるわけであって、シビュラシステムの成功を鑑みるに法律はもはや不要なのではという話になってくる。それは常守のスタンスとは真っ向から対立していて、そこに「ピースブレイカー」という存在も絡んできて物語が展開していく。劇場版の映像に対する気合いの入りようも今作はさらに凄くて、アクションシーンも興奮しっぱなしだった。ドミネーターが活躍するのは割と終盤になっちゃってたけど、日高のり子の音声で起動しつつあの音楽が流れる演出はクライマックスでこそ。結局「ジェネラル」も人間の脳を使っていそうで、それをAIと言って良いのか(つまりシビュラもAIなのか)とか気になる点は色々残ってるけど、常守のラストの回答も含めて綺麗な流れだったのでは。ストロンスカヤ文書とか、その現実味は置いといて大好きです。虐殺器官とのシンパシーもかなり感じた。3期で謎だった部分も色々分かってきて、あんまり再視聴する気はなかったんだけど、また観なきゃなという気持ちに。続編は絶対に3期後の話だしね......。