2/24-2/28

2/24

ここ最近はエモリバイバル開拓週間だったので、その中で気に入ったバンドをいくつか。

Algernon Cadwallader - Parrot Flies

Parrot Flies

1曲目「Springing Leaks」からしてとてもキャッチー。キラキラしたアルペジオとタッピングが裏声ぎみな絶叫ボーカルと調和している。熱狂的ではあるけど重かったり暑苦しかったりすることはなくて、シャウトが入った曲でもこんなに爽やかになるんだという発見があった。

Snowing - That Time I Sat in a Pile of Chocolate

That Time I Sat in a Pile of Chocolate

複雑で高速なアルペジオとストローキングが入り乱れる感じ、めちゃくちゃ好きなやつ!マスロックにも近い。the cabsあたりの残響系のルーツはこの辺りにあるんだろうなと思う。「Sam Rudich」を聴いて特にそう感じる。

Into It. Over It. - Proper

Proper

他3バンドほど単音のキラキラ感は無くて、純粋に「エモ」と呼ばれる音楽性に近い気がする。哀愁のあるメロディが邦楽ロックとのシンパシーをすごく感じさせる。Nicheシンドロームのあたりのワンオク的な。特に1曲目の「Embracing Facts」が好き。


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Tiny Moving Parts - Swell

Swell

このバンドはsimsiisが影響を公言していることから知ってた。タッピングをふんだんに織り交ぜたフレーズが印象的で、楽曲の煌びやかさを増すのに大きな役割を果たしている。英詞が耳に残ることって(聴き取れないため)普段あまりないけど、このバンドに関してはメロディの良さも相まって結構耳に残る。ライブがめちゃくちゃ楽しそう。


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2/25

部屋の片づけをして超スッキリした。部屋の中で物が散乱している箇所が目に入ることがかなりのストレス要因だったんだなと気づく。それを理解して常に綺麗に保てれば苦労はしないんですが......。

スタンド・バイ・ミーを今になって初めて観た。田舎の狭いコミュニティの中で、悪童4人組が「死体探し」の冒険に出かける。少年期特有の全能感と、自分にはどうしようもない周囲の環境の閉塞感の中で生まれる、その時期だけの友情がテーマだと思う。自分の周りだけが世界の全てで、なんでもないことでもスリリングに感じる様子は自分の少年時代を思い起こさせるものでもあって、ノスタルジックな気持ちになった。青春映画を観ると自分の青春時代と比べて後悔が湧いてきたりもするけど、この映画ではそんなことはなかった。背景が違いすぎることや、そもそも客観的に見てそんなに明るい話じゃないということもあるだろうけど、極めて普遍的なものを抽出しているからだろうなと思う。アレってコレのオマージュだったのか!という発見も色々あって良かった。
自分の行動範囲や交友関係がたまたま周囲にあった環境に強く制限されていた時代って、今考えればすごい期間で、だからこそできた友達も確かにあったなと思う。小学校の頃の一番の友達とは絶縁したわけではないけど連絡を取ることはなくなってしまって、たまには連絡してみるかーとなった。

 

2/26

友達から教えてもらった「アイビー・リー・メソッド」なるものを試してみた。夜に翌日やるべきことを優先順位をつけて6つ書き出し、翌日はその順にこなしていくというもの。非常にシンプルだけど、「決定疲れ」を減らせるとかで生産性が上がるらしい。これによって先延ばしにしがちだったことが片づいたので、効果覿面だった。基本的にこういう自己啓発系メソッドは斜めに見てきたけど、多少は信頼してもいいか......。

 

2/27

高校時代の友達連中で高めの焼肉屋に行った。過去に経験したことないくらい美味しくて、実際に一食分としては過去一くらいの値がついた。

 

2/28

iPhoneのバッテリー交換をしようと思っていたところ、ちょうど3月から値上がりするということで、滑り込みで表参道のApple Storeに持ち込みに行った。同じ目的の人が殺到しているだろうと思い、明日までかかるくらいの覚悟で行ったけど、90分ちょっとで終わると言われて拍子抜け。待ち時間は代々木公園で本を読んでたけど、めちゃくちゃ暖かくて快適だった。iPhoneは初期化の必要などもなく無事に元通り返ってきた。よかった〜。

mol-74 - ひびき

昨日配信リリースされた新曲。疾走感がありつつも、「Teenager」とかよりもむしろインディーズ時代の音を思わせるアレンジで、今の時期にもマッチしていてかなり刺さっている。去年の暮れに自主レーベルを設立してから2曲目になるけど、こういうことをやりたいのねって分かってきた。こんなものを出されたら期待するしかない。