2/26-27

雑記

もう来た?朝起きて凍えないし、窓を開けても寒くなくて、暖かい日差しが差し込んでくるのがサイコーすぎる。花粉症の人にとってはそうではないのかもしれないが…… どの季節が好きというよりは、季節の変わり目が好きなのかもしれないということを最近思い始めた。春になりかけの時期の散歩が良すぎる。

 

買い物

大きめの買い物が苦手。椅子を買い替えたいとずっと思っていて、ただいま実施中のアマゾンのタイムセールで買ってしまおうと色々見ていたのだが、なかなか決まらない。腰をしっかり守ってくれれば他にこだわりはないけど、決して安くはないので出来るだけ最善の選択をしたくて、しかし決め手となるオプションがないので無限に悩める…… そもそも椅子ってちゃんとしたものを買おうと思うと高いのな…… 同じ感じで色々なものの購入に時間をかけたり、購入を先延ばしにしたりしてしまう。そんなに悪いことだとは思ってないけど、損はしてる気がする…… とりあえず、タイムセールが終わるまでに頑張って椅子は決める。

 

感想

空の青さを知る人よ

soraaoproject.jp

高校生くらいが主人公の泣けるやつを見たいというモチベで観始めた。「あの花」や「ここさけ」の「超平和バスターズ」シリーズの現時点での最新作。
田舎を抜け出して東京でバンドをやりたいという高校2年生のあおいは、地元の市役所で働く姉のあかねと二人暮らし。二人の元に、かつてのあかねの彼氏である慎之介が演歌歌手のバックバンドのメンバーとして帰ってくる。バンドで大成することを夢見て、あかねを置いて東京に出ていった慎之介は、プロにはなれたものの思い描いた姿にはなれずに燻っていた。時を同じくして、あおいの元には高校時代の慎之介(しんの)が生き霊(?)として現れ……という話。
生き霊っていう特大ファンタジー要素は、しんのが寺から出られないという点で上手くバランスが取れている……と思ったけど最後のトンデモ現象で笑ってしまった。あおいの成長物語に見せかけて(というか、それと同じくらいのウェイトで)あかねと慎之介の再スタートを描く作品だった。その点で高校生の慎之介(しんの)と現在の慎之介を同時に出すやり方は上手いと思ったし、全然無理のあるやり方じゃない。慎之介があかねとともに一歩踏み出すと同時にあおいが大失恋をし、ただしそれはあおいにとっても大事なことだったという構図が良い。終盤のクサさでちょっと白けてしまう部分がなくはなかったけど(これは「あの花」でも感じたこと……)、ラストシーンのあおいのセリフでスパッと終わるのはめちゃくちゃ良かった。あかねが徹頭徹尾あまりにも聖人だったので、その裏側、特にあおいに対する愛情の部分をもっと掘り下げて欲しかった気はする。しんの役の吉沢亮さんの演技が存外良かった。声優じゃなくて俳優だから…みたいな偏見はあんまり持たない方がいいなと思った。

バンドがテーマの一つなだけあって、音楽、というか楽器の音がしっかりしていた。特に冒頭であおいがベースを弾くシーン、イヤホンを付けることで周りの音が遮断され、周りの風景に不釣り合いな低音が鳴るのが良かった。所々に出てくるバンドパフォーマンスもかっこいいな〜と思っていたら、クレジットに a flood of circle のギタリストとドラマーの名前が……!知っているミュージシャンが関わっていると嬉しい。

 

小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』

少し前に第1巻を読んだところで、ちょうどいいタイミングで続編が出た。
テラとダイオードがFBB(惑星ファット・ビーチ・ボール)から生還したのが前回まで。本作はダイオードを連れ戻したいゲンドー氏からの二人の逃亡劇と、その背後にあるゲンドー氏の陰謀がメインテーマ。他の氏族船の様子が描かれた他、登場人物も増え、さらには周回者(サークス)たちが汎銀河往来圏(ギャラクティブ・インタラクティブ)からFBBにやってきた理由も明かされて、一気に世界観に深みが増した。ダイオード固執するゲンドー氏の令嬢「瞑華」を交えた罵倒の応酬は、よりキレが増していて良かった。ニシキゴイ漁のシーンでは、FBBの極域、高密度のプラズマが船体に降り注ぐ中でどうやって漁をするかというところでゴリゴリのSFをしていて、「これ授業でやったところだ!」となった。宇宙空間物理学はSFの理解に役立つ。全体的な爆発力としては前巻に劣るものの、今作も面白かった。エピローグでは今後の展開をほのめかすような描かれ方もしていたので、シリーズ物として続いていくっぽい?期待したい。

 

みきとP - Peaky Peaky


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プロセカ版と結構アレンジが違う。恐らくプロセカ版の演奏はみきとPではない?特にギターはバーチャルシンガー版の方がみきとPの音が出てる。どちらもめちゃくちゃ良いんですがね!
ベースのスラップをバキバキに入れている点では「ロキ」っぽいけど、今までのみきとPにはあまりなかった雰囲気な気がする。助かります。