2/9-12

雑記

春休み

10日に集中講義が終わって、真に春休みになった。長期休みの予定を立てるのが苦手で、ちょこちょこと遊びや大学関係の予定は入っているけど、2月末から3月前半にかけてぽっかりと何もない期間がある。大学の長期休みなんてそんなもんかもしれないけど……
日々の雑多なこと(バイトやゼミ、友達との通話や怠惰な時間を含めて)をだらっと続けていくうちに長期休みなんてすぐに終わってしまうから、勉強にしても、芸術鑑賞?や旅行にしても、何か「これをやった」と言える休みにしたい。毎回の長期休みでこういうこと考えてるし、大体うまくいってないけど。もう学部生活も終盤に差し掛かってるんだよな…… とりあえずは、暇な期間にやろうと思っている一人旅の計画から。

 

感想

Parannoul - To See the Next Part of the Dream


www.youtube.com

韓国のシューゲイザープロジェクト「Parannoul」の1年ほど前にリリースされたアルバム。各所で話題になっているらしいことを知ったので、聴いてみた。
1曲目「Beautifu World」の冒頭で何やら日本語が流れていてまず「おっ」となって、マイブラの「Only Shallow」を彷彿とさせる「スタタタ」というドラムで始まる。ギターのノイズと繰り返されるピアノのメロディから漂う何とも言えない哀愁感が良い。ローファイな感じもその世界観の一部になっていて良いんだけど、ボーカルの高音でビリビリするところが少しきついかも。そういう意味ではスピーカーで聴きたい。他の曲にはハードコア的な?成分も見られて、なんとなく懐かしさも刺激される感じだった。

www.sleep-like-a-pillow.com

インタビュー、だいぶ衝撃的だった。『リリイ・シュシュのすべて』に代表される日本文化の影響も気になったけど、曲のほとんどがDAWで作られているっていうのがヤバすぎる。完全に騙された。ドラムは打ち込みっぽいとは思ったけどさ…… おびただしい数のエフェクターが足元に並んでいるっていうシューゲのイメージとのギャップが凄い。そこで吐き出されるものが青春時代に囚われた鬱屈とした感情っていうのも尚良い。ハマりそうな予感がする。ここ2〜3日はこればっかり流してる。

 

ポケモン LEGENDS アルセウス

始めた。新しいスタイルのポケモンに興味はありつつも、グラフィクスがすごく美麗なわけではないし、対戦要素が薄れているしで初めは楽しめるか不安だったんだけど、蓋を開けてみたらめちゃくちゃ面白い。

主人公は、まだ人間とポケモンが共に暮らすことが当たり前ではなかった時代にタイムスリップし、「ギンガ団」に入団してポケモン図鑑の完成を目指す。ポケモンが危険な存在として人々に恐れられているのが本作の重要なところで、大きなポケモンが自分に攻撃してくるのは実際めちゃくちゃ怖い。シンオウ地方にまつわる伝説についても色々と掘り下げられていて、ダイパの当時からその辺りの世界設定が好きだった自分としてはすごく嬉しい。全体として、ゲーム本編のポケモンで時々見られるダークな部分がより強調されている印象で、かなり自分好みだった。

RPGとはいえ、サブ任務をこなしながら広大なフィールドを自由に駆け回れる作りはオープンワールド的で、ポケモン世界への没入感が高い。本編だと図鑑の完成は達成難度の高いエンドコンテンツだけど、本作では独力で実現可能な最終目標になっているのが地味に嬉しい。逆に言えば、ポケモンの育成や通信対戦がエンドコンテンツになっていない点で従来よりボリュームが少ないんだけど、それでも全然いいと思う。ポケモンシリーズの本流としてまだまだ剣盾を現役にしてくれているとも言える。