11/15-28

自分のメンタルだったり心の余裕を表すバロメーターみたいなものがそれぞれの人にあるんじゃないかと思っていて、僕の場合は自室に放置されている空ペットボトルや空き缶の数がそれにあたる。ここ数日は学園祭やゼミ発表、実験レポートが立て込んでいて、外出先で買った缶コーヒーやお茶の飲み殼を捨てる心の余裕がなかった。今それらが落ち着いてきて、この文書を書いているわけだけど、放置しているものを数えたら、コーヒーの缶が6本、お茶のペットボトルが5本あった(ウワ〜…)。

 

ストレイテナー / Crank Up

待ちに待ったテナーのミニアルバム。一昨年のミニアルバムや去年のアルバムもこれくらいの時期のリリースだったので、テナーに秋〜冬の初めというイメージがついてきたかもしれない。

『Applause』からの流れを汲みつつも、『倍で返せ!』みたいな面白い曲もあったりして、すごく満足度が高かった。特に好きなのは『流星群』で、メロディも歌詞もアレンジも最高だった。サビの重い音に乗る切ない歌詞が良い。多分この先ずっと聴く曲になるんじゃないかと思う。去年は『叫ぶ星』を聴きながらふたご座流星群を見るということをしたけど、今年は『流星群』だな…

ツアーの最終公演が12月にコーストであるのだけど、先行は外れてしまった。特に流星群とかは絶対にライブで聴きたいので、一般のチケットを頑張って取りたい…

→その後一般に挑戦した。販売開始時刻まで待機して、時間になってすぐにローチケアプリから購入に進んだんだけど、「私はロボットではありません」のやつでなかなか進まなくて売り切れてしまった…ローチケは◯ス。悲しい…

 

amazarashi / 境界線

『境界線』はすでに聴いてた。

『鴉と白鳥』は曲の展開がすごくよくある感じだったので逆にビックリしたんだけど、かなり好きではあった。こういう曲はフォーマットが完成されているのかもしれない。

『少年少女』は自分がamazarashiにはまっていくきっかけにもなった曲で、それを今のamazarashiで聴けるのは本当に嬉しい。秋田さんの歌の進化を感じた。

 

米澤穂信ボトルネック

前から気になっていたやつ。せっかく同作者の本をこの前読んだので、こっちも読んでみることにした。(以下ネタバレ)

 

自分が生まれなかったパラレルワールドという大きな舞台装置の上で、元の世界との様々な違いを目にするにつれ、主人公は自分は生まれてこない方が良かったのかという意識に苛まれる。冬の北陸の荒涼とした感じが表現されていてよかった。(北陸行ったことないけど…)

やはりラストが衝撃的で、最後のセリフをどう解釈するかは本当に意見が分かれそう。自分は希望を見出したいので、『二度と帰ってこなくて構いません』というのは自分を呪うノゾミや嵯峨野家からの解放、リョウが生まれた世界とサキが生まれた世界という対比構造からの脱却を表しているのかなあと思いたい。読んでから時間経っちゃったので読み返したらまた違くなるかも…

 

菅野仁『友だち幻想』

どこかで良いって聞いていて、BOOKOFFで安かったので、読んでみた。どちらかというと中高生向けで、クラスにおける同調圧力みたいなものが大きなテーマだった。新しく得られたものはあんまりなくて、自分が求めていたのとはちょっと違った。

 

ポーラ美術館コレクション展

もうすぐ閉幕ということで、16日に行ってきた。(ブルーピリオドの影響で)にわかに美術に興味が出てきていたところで、ある程度勉強してから観に行こうと思っていたのだけど、そのモチベーションが発揮されることはなく…予備知識なしで見に行った。

箱根のポーラ美術館の所蔵品から19世紀後半〜20世紀のフランス絵画を展示するというもの。モネあたりの印象派とかは浅学ながらに何となく好きだという意識があったし、実際良かった。

ポール・シニャックの「オーセールの橋」なんかが、色使いが良くて好きだった。今まで人物画にはそこまで興味がなかったんだけど、マリー・ローランサンの「風景の中の二人の少女」やアメリオ・モディリアーニの「婦人像(C.D.夫人)」は結構気に入って、新しい発見だった。

 

ダイパリメイク

ダイパは思いっきり自分の世代である。自分の場合は初めてのポケモンはプラチナだったけど、いずれにせよシンオウ地方には強い思い入れがあったし、リメイクは待ち望んでいた。ただ自分はSwitchを持っていないので、本体と合わせて買うにはちょっと心の準備が要る。11月中は大学の方が忙しいということもあって、購入は様子見することにした。

ということで1週間ちょっと経ったわけだけど、正直どうかな〜という感じ。バトルシーンのグラフィックは良いんだけど、自分はDSの2Dのマップが好きだったんだなということに気づいた。新要素もそんなに無いみたいだし、正直DSの方をやり直すことで十分満足できそう。色々ポケモンの動画を見ていてむしろ剣盾の方が欲しくなってきた。

まあとはいえずっと待ち望んできたものであるのは確かなので、やっぱり買おうかな…シンオウ地方の神話が好きだから、1月に出るレジェンドは欲しいし、そのためにもSwitchを買う説はある…

 

 

…今回の分の8割以上は1週間くらい前に書いていたものである。本や美術館の感想を落ち着いて書こうと思っていたら、それくらい経ってしまった。結局記憶が薄れてきてまとまった感想が書けそうになかったので、このまま公開することにする。同じ文章の中で時間の流れがあったり、言ってることが二転三転してることもわかると思う。ただの雑記なのに、続きをちゃんと書こうと思って放置するの良くないね…今後は中身が薄くても気楽に更新しようかな。