雑記zakki

考えたことや良かった音楽なんかを雑に書き散らしたいみたいな欲が出た。決して暇ではない時期に限ってこういうことを思い立つのはしょうがないと思う。週一とかで適当に続けたい。ツイートするかは気分によりそう。

 

宮沢賢治銀河鉄道の夜

そういえばちゃんと読んだことなかったな〜と思って、読んでた。決して長くなく、ストーリーも至ってシンプルなんだけど、散りばめられた銀河鉄道からの描写が良かった。文章から、宇宙の黒をベースに煌びやかな色が見える感覚だった。

未完の部分がかなりあることを初めて知った。それだけに解釈が分かれているようだし、自分も掴みきれていない。

この作品から影響を受けたものなんて本当にたくさんあると思う。自分はamazarashiの『スターライト』がまず思いつく。原典を知れて良かった。

 

米澤穂信『王とサーカス』

古本屋で安かったから買ってみたやつで、今週読み始めて今半分くらい。米澤穂信はあんまり読んだことないけど、『儚い羊たちの祝宴』はかなり好きだった。自分が求めてるのはそういう作風だけど、この人は作風の振れ幅が大きそうだからハマるかはまだわからない。

関係ないけど、水曜に散歩がてら公園で読んでたら足首を3箇所くらい蚊に刺された。地元では11月まで蚊がいることなんてなかったので、割と衝撃的だった。今年の夏が暑かったこともあるんだろうけど、早いところお引き取り願いたい…

 

cinema staff / 海底

この前のEPも良かったけど、この曲はダントツで好きだ。最初のギターでもう心を掴まれてしまった。

 

MASS OF THE FERMENTING DREGS 

たまたま知ったんだが、ちょっとかっこよすぎる。NUMBER GIRLを彷彿とさせるサウンドで、世代的には時雨とかとリスナー層が重なるのかなと思う。ギターの人が田渕ひさこのファンを公言していたようで納得した。いわゆる残響系に分類していいのかな。

1stアルバム(共有してるやつ)の『エンドロール』というインスト曲が一番良かった。(スキャットがあるからインストじゃないかも?)9分半くらいあるんだけど、特に後半の強烈なシューゲ成分が脳みそに効く。逆にメジャーデビュー以降のアルバムはそこまで刺さらなかったな。

 

勉強

なんか最近、勉強に身が入っていない気がする。授業の課題はちゃんとこなしているつもりだけど、自主ゼミやその他の勉強にどうも熱意を持てていなかった。というのは、自分の将来や、学部生という今の時間の使い方について悩んでしまうから。近ごろ、卒業後の進路についての言説を見る機会が多くなった。そこで自分はどうしたいのか、主にD進するのかどうかについて、堂々巡りの思考を繰り返している。D進したとして、その後アカデミアの世界に残ってやっていけるのか、そうでない場合国内で満足のいく就職先が見つかるのか、海外逃亡も視野に入れるべきなのか、結婚するなら相手は博士課程在学中までに見つけておくべきなのか、とか……目指す未来が明確でないので、自主的にやることにどうしても迷いが生じてしまう。

それとは別に、大学生のうちにいろんな文化的経験を積まなければという半ば強迫観念めいた意識がある。小説や映画や美術館、旅行や楽器など、比較的時間のあるうちにいろんなものを吸収したいという気持ちだけが先行して、結局時間をあまり有効に使えていないという辛さ。いや、学問だって文化だし、それに費やす時間も尊いものであることは間違いないんですがね… 感染状況が落ち着いてきて行動の選択肢がある程度広がったためにより強く意識してきた部分もある。

そんなこと考えている中で、高校の友達が「親と話して勉強頑張ろうと思った」と言っていた。それを聞いただけで、自分も頑張ろうという気持ちが結構出てきた。我ながら単純だと思うけど、友達が頑張ろうとする姿が一番自分のやる気につながる。学問も趣味も大事にしながら、時間の使い方にメリハリつけてやっていきたい。

というわけで、今週はまず実験を頑張る。作業を溜めずに実験レポを手早く終わらせる。Holtonの演習問題を解き、院試問題解くゼミもちゃんと追いかける。今月の午後休の日は美術館行ったり紅葉見に行ったりする。